注目を集める日本の水資源
井戸水で喉を潤し、夏には川や湖に入って遊ぶ。かつて至るところで目にした光景は、今や遠い過去の記憶となった。
次々と検出される汚染物質。困難な汚染源の根絶。水資源の無駄遣い。水質は悪化の一途をたどり、飲料水の安全性に対する不安は高まるばかりだ。
Sankeibizより引用
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130429/mcb1304290801010-n1.htm
本日のサンケイビズに中国の水事情・水問題が紹介されていました。118の都市圏を対象に行った調査では「地下水が基本的に安全である」と認められた都市はわずか3%にとどまったとのこと。「昔は近所の池で魚やエビを釣って食べたものだ。工場が増え水質が悪化し、魚も少なくなった」と工業化が進む前は都市圏でもきれいな水源が確保されていたようです。
- 生物化学的処理では、産業排水に含まれる塩素系農薬、ポリ塩化ビフェニル、多環芳香族炭化水素などの浄化ができない。
- 抗生物質が含まれていた場合、微生物による浄化が難しい。
など水質浄化の難しい条件が発生しています。このような条件から中国でもミネラルウォーターの購入者が増えてきました。
都市圏での工業化は止めることは出来ず、飲料に適した優れた水質の水源を国外に探す動きが活発化してきています。弊社にも水源確保に関するお問い合わせが寄せられています。